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2025年の振り返りと2026年の抱負

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2025年の振り返りと2026年の抱負

明けましておめでとうございます。今年も無事新年を迎えられてありがたい限りです。 昨年は色々対外的な活動も増やしたり、自分の趣味プロジェクトも新しく始めたりしたので、活発な一年だったと思います。 今年は仕事始めて20周年でもありますし、色々頑張り時な年だと思うので、抱負と合わせて、昨年の振り返りを残しておきたいと思います。 2025年振り返り 2025年は、4月までは仕事のほうがかなり忙しく、日々仕事で忙殺される日々でした。 2/2 Tokyu.rb新年会2025 まだ忙しい季時期でしたが、地方出張前に荷物抱えて参加した記憶があります。 Tokyu.rbは、みんなで美味しいもの(主に肉)をいただく集まりなのですが、そこで関西Ruby会議のことを聞いたことが、この後の動きの伏線になりました。 5月になって仕事が落ち着いてきたので、一念発起して久しぶりに地域Ruby会議へのプロポーザルを送ったのでした。 5/26 PicoPicoRuby #1 待望のmruby関連の勉強会!ということでウキウキで参加しました。 以降も月イチで安定して開催されており、私の活動のモチ

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電子工作遍歴をたどる(2)

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電子工作遍歴をたどる(2)

前回の話のつづきです。 作例5 ラズパイとGroveによる音楽プレーヤ 2017/08ごろ ラズパイで遊び始めて、そろそろ単なるミニPCとしてではなく、いろいろ電子工作っぽいことをやってみたくなってきました。 そのころSeeedのGroveというものを知って、これなら初心者でも色々電子デバイス試せる!となって色々買ってきて作ったのがこちらです。 A first step to Raspberry Pi project | Kishima blogThis was a first step to Raspberry Pi project done in last year. RaspiMusicServer This an…Kishima blogkishimaGitHub - kishima/RaspiMusicServer: An music server on Raspberry pi and ArduinoAn music server

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Family mruby OS:FreeRTOSベースのMicroRubyマルチVM構想

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Family mruby OS:FreeRTOSベースのMicroRubyマルチVM構想

この記事は、mrubyファミリ (組み込み向け軽量Ruby) Advent Calendar 2025の12/25の記事です。25日の枠が空いていたので、滑り込ませていただきました。 今日は私が最近取り組んでいる個人プロジェクトであるFamily mrubyとそこから発展したFamily mruby OSについて紹介したいと思います。 開発に至る経緯 Family mrubyは2019年から開発着手したプロジェクトです。2020のRubyKaigi Takeoutでも初期型について発表しました。 Family mrubyとは? Family mrubyKishima’s projectsKishima Craft Works 今は昔、子供が最初に触れるプログラミング言語といえば、BASICという時代がありました。 制約は多いですが、パソコン以外にも、MSXやファミコンでBASICができるFamily BASICという製品もあり、そこからプログラミングの面白さを知り、プログラマーになった方もたくさん居られると思います。 そして現在は無料で大抵のプログラミング言語の開発環境

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PicoRubyとMicroRubyの歩き方

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PicoRubyとMicroRubyの歩き方

この記事は、mrubyファミリ (組み込み向け軽量Ruby) Advent Calendar 2025に参加してます。 今日は、PicoRubyとMicroRubyについて、具体的にどんな技術なのか、どんな活用が可能なのか、いまいち想像がついていない方向けへの情報を提供できればと思っています。 PicoRubyとは PicoRubyとは、hasumikinさんが開発されたオリジナルのmrubyバイトコードコンパイラとmruby/cのVMを組み合わせた、Raspberry Pi Picoのようなメモリのリソースが少ない環境向けのRuby環境です。 mruby単体でもコンパイラやVMを持っていますが、それだとRaspberry Pi Picoで動かすにはちょっとメモリが足りなかったのもあり、開発されたようです。 PicoRubyは、限られたリソースでmruby互換のコードを動かすだけでなく、以下のような特徴を備えてます。 * フラッシュメモリ上のファイルシステムをFATで実装 * 動的コンパイルの仕組みを導入、ファイルシステム上のコードをrequireも可能に *

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PicoRuby向けのM5Unified/GFX mrbgemを作る話

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PicoRuby向けのM5Unified/GFX mrbgemを作る話

この記事は、mrubyファミリ (組み込み向け軽量Ruby) Advent Calendar 2025に参加しています。 本日の記事では、先日のTokyuRuby会議16 でLTした内容をブログ記事としても残しておきたいと思います。 ESP32とPicoRuby PicoRubyはもともと、@hasumikin さんがRaspberry Pi Picoをターゲットとしてスタートしたプロジェクトです。 その後、ESP32への対応も@Yuuuさんの尽力もありなされています。(picoruby-esp32) PicoRubyをESP32のcomponentsとしてビルドしてリンクするような形でポーティングされています。 現在は主なESP32シリーズで、PicoRubyを動かすことができるようになっています。 M5Stackシリーズを使いたい ESP32を使いたい理由の一つとして、市場にいろいろなバリエーションのESP32をコアとしてパッケージングされた製品があるという点があると思います。 M5Unified/GFXを使いたい M5シリーズにはディスプレイやボタンや

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チキントマト煮と鶏レバーペーストのレシピの記憶

チキントマト煮と鶏レバーペーストのレシピの記憶

昨日はTokyuRuby会議16があり、そこで差し入れ料理の投票で1位を取ることができました。食べて頂いたみなさん、ありがとうございました。 長年スタッフ側で参加してて、いつか飯提供したい気持ちをずっと、温めてたんですが、今回は一般参加で飯提供の念願叶った上に、飯王までとれて最高でした。 その時のレシピを自分のためにも残しておきます。 分量は目分量でやってたので、そのあたりは適宜補完ください。 今回の料理の品目アイデア出しのブレストにはChatGPTにも手伝っていただきました。ありがとう。 チキントマト煮 材料 * 国産鶏むね肉(ハナマサで購入) * トマト缶 * 赤ワイン * たまねぎ * にんじん * にんにく * マッシュルーム * ローリエの葉 * ローズマリー(生) * 塩 * コンソメの素 * オリーブオイル * サラダオイル 下処理 鶏肉はまず塩を強めに降って揉み込んで数十分おいておく 塩で処理した鶏肉は水で洗い流して、余分な油を切り落として、一口サイズに切り分ける 切り分けた肉は皮を背にして、サラダオイルを引いたフラ

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PicoRubyベースのミニコンピュータ(PicoCalc編)

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PicoRubyベースのミニコンピュータ(PicoCalc編)

以前の記事で、PicoCalcが届いたら、PicoRubyを動かしてみたい、というお話をしていました。 PicoRubyベースのミニコンピュータ先日、SNSを見ていたらPicoCalcというデバイスを見つけた PicoCalc | ClockworkPiClockworkPi - Creators of PicoCalc uConsole DevTerm and GameShell, Open Source Portable Hardware for Every Dev.ClockworkPi これはclockworkから出ているRaspberryPi Picoをコアとして、キーボードとモニタを搭載したスタンドアロンなポケットコンピュータキットです。 clockworkはRaspberryPiベースのロマンあふれるデバイスをこれまで提供している会社で、私も昔クラウドファンディングに参加したこともありました。 私自身も、以前、ラズパイをタカチケースに入れて気合でポケコンもどきを作ったりしたこともあったので、この洗練された筐体には当然心が躍りました。 デフォルトで動くのはBasicで、こ

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昔、Arduino Uno(RAM 2KB)でmrubyのバイトコードを走らせた話

背景 最近、生活が落ち着いてきたので、また電子工作やmrubyを触るようになりました。 ここ数年はPicoRubyが一部で盛り上がっており、私も勉強会に参加しつつエンジョイしているところであります。 PicoRubyのすごいところは、Raspberry Pi Picoのような264kBというメモリが少なめの環境でも、マイコン上でmrubyのコードをコンパイルして、実行できるところです。これまでいちいちPCでバイトコードにコンパイルしてマイコンに焼いたりしないといけないところが不要になります。加えてPicoRubyではターミナルで動くShellや、USBストレージまで実装されていて、それもまた使いやすさに大きく貢献してます。 ※ちなみに素のmrubyでもESP32のPSRAM(2MBや4MB)付きのものであればマイコン上でコンパイルできます。(Family mrubyの取り組み) 作者の羽角さんと以前、Arduinoでmrubyをなんか動かしたことがある、という話をしたときに、ふつう動かないよね?となったのですが、その時自分でも自分が何をしたのか完全に忘れていたので、それを振り

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電子工作遍歴をたどる(1)

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電子工作遍歴をたどる(1)

経緯 最近、Rubyの界隈で自作キーボードからの派生も含めて電子工作を始める人が増えているようで、もう少し前からやってた自分としては、そんな状況がとても嬉しく小躍りしてます。 私は色々動画とか見つつ、それに憧れて、真似をしたり創作をしたりを繰り返して、だんだん作りたいものを作るのに何をすればよいか判断できるようになってきました。 一応組み込みに近い開発やら研究やらPMの仕事をしてきましたが、直接的にマイコンを触ることはほとんどなかったので、背景知識はありつつも、それ以外は初心者からスタートした人間です。 最初のハードルの高さを超えると一気に楽しくなった実感があるので、そのハードルを下げるお手伝いを色々したいなと思っています。 話は変わりますが、先日、PicoRuby Overflow会議というのがあり、少しポスターセッション的な枠で参加したりして、とてもいい時間を過ごしてきました。そこで色々新しいことの挑戦される方の話を聞いて、応援したい気持ちが更に高まりました。 支援の一つとして、昔書いた「ゼロから始めるmrubyデバイス作り」のLight版を無償公開しました。 htt

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関西Ruby会議08で発表してきました

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関西Ruby会議08で発表してきました

ありがたいことに投稿した発表が採択されたので、2025/6/28 京都にて開催された関西Ruby会議08にて、発表してきました。 とてもよい2日間だったので、その記憶を残しておきたいと思います。 CFPに応募した経緯 2月にあったTokyu.rb(=飲み会)に参加した際に、どんな話の流れだったか覚えてないですが、@makicamelさんから、kishimaさんも参加しましょうよ!という話をしてもらって、それがきっかけで、イベントの存在を知りました。 遠征するのであれば、発表するくらいの理由がほしいと思っているのと、久しぶりに個人開発も再開していきたいと思ったので、会議ドリブン開発も意図して応募してみました。 直近の半年くらいのお仕事がROS 関係でだいぶ忙しく、その分、未知の分野の経験が蓄積された感触があったので、これをなんとかRubyの世界に引っ張ってきたいと思って生まれたテーマです。 当日までの準備 久しぶりに本格的にmruby触るので、勘所復習するところからで、なかなか大変でした。特にビルド環境整理したり、寄り道でPicoRuby関係のデバッグしたりに時間をだい

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PicoRubyベースのミニコンピュータ

先日、SNSを見ていたらPicoCalcというデバイスを見つけた PicoCalc | ClockworkPiClockworkPi - Creators of PicoCalc uConsole DevTerm and GameShell, Open Source Portable Hardware for Every Dev.ClockworkPi これはclockworkから出ているRaspberryPi Picoをコアとして、キーボードとモニタを搭載したスタンドアロンなポケットコンピュータキットです。 clockworkはRaspberryPiベースのロマンあふれるデバイスをこれまで提供している会社で、私も昔クラウドファンディングに参加したこともありました。 私自身も、以前、ラズパイをタカチケースに入れて気合でポケコンもどきを作ったりしたこともあったので、この洗練された筐体には当然心が躍りました。 デフォルトで動くのはBasicで、これもまた味わいがあってよきですが、やはり自分としてはmruby動かしたい、ということで、Raspi PicoといえばPicoRubyの出

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