チキントマト煮と鶏レバーペーストのレシピの記憶

チキントマト煮と鶏レバーペーストのレシピの記憶

昨日はTokyuRuby会議16があり、そこで差し入れ料理の投票で1位を取ることができました。食べて頂いたみなさん、ありがとうございました。

長年スタッフ側で参加してて、いつか飯提供したい気持ちをずっと、温めてたんですが、今回は一般参加で飯提供の念願叶った上に、飯王までとれて最高でした。

その時のレシピを自分のためにも残しておきます。

分量は目分量でやってたので、そのあたりは適宜補完ください。

今回の料理の品目アイデア出しのブレストにはChatGPTにも手伝っていただきました。ありがとう。

チキントマト煮

3リットル分つくった

材料

  • 国産鶏むね肉(ハナマサで購入)
  • トマト缶
  • 赤ワイン
  • たまねぎ
  • にんじん
  • にんにく
  • マッシュルーム
  • ローリエの葉
  • ローズマリー(生)
  • コンソメの素
  • オリーブオイル
  • サラダオイル

下処理

鶏肉はまず塩を強めに降って揉み込んで数十分おいておく

鶏もも肉5枚分。包丁研いでなかったので、カット大変だった

塩で処理した鶏肉は水で洗い流して、余分な油を切り落として、一口サイズに切り分ける

切り分けた肉は皮を背にして、サラダオイルを引いたフライパンで表面を焼いて、余分な脂を落とす

赤ワインは半量くらいまで煮詰めておく

本調理

鍋でオリーブオイルを引いて、にんにく、玉ねぎ入れる。塩を軽く振る。

玉ねぎを焦げ付かないよう、玉ねぎが小麦色程度まで炒める。

トマト缶を入れて、とろみが出るまで煮詰める。

鍋に、焼いた鶏肉、煮詰めた赤ワイン、カットしたマッシュルーム、刻んだ人参、ローリエの葉、ローズマリー、コンソメの素、水を入れる

しばらく煮込む

味見して、必要ならローリエ、ローズマリーを引き上げる。

味を見て、塩で調整。

シャトルシェフの保温ケースに入れて、2,3時間おく

(最初、ローズマリーの香りが結構強く出ていたが、保温することで全体的に味や香りがまろやかになり、肉もほろほろになって最高だったので、この2,3時間の保温は重要)

完成

鶏レバーペースト

クラッカーと合わせて

材料

  • 国産鶏レバー(ハナマサ)
  • 玉ねぎ
  • にんにく
  • 生クリーム
  • バターたくさん
  • こしょう
  • ローリエの葉
  • イタリアンパセリ

下処理

レバーを水で洗う。ハツがついていたら外す。

血の塊が血管につまってたらしごいて出す

(できれば包丁でレバーを開いたほうがよい)

水を交換しながら濁りがすくなくなるまで洗って、しばらく水につけておく

本調理

玉ねぎはみじん切りにする

フライパンで玉ねぎにんにくをオリーブオイルで炒める

レバーを入れて軽く炒める

生クリームとローリエ。コンソメ、塩コショウを入れて少し煮込む(煮立てすぎるとクリームの油分が分離するので弱火で)

レバー&ハツ4パック分

レバーに火が通ったら、火を止めて、ローリエを引き上げる(レバーに火を通しすぎると滑らかさが減るのでいい塩梅で火を通す)

網で裏ごしする(量が多いと、とても大変なのでミキサー推奨)

バターも予熱で溶かして、全体をよく混ぜる

味見をして塩で調整

容器に入れて冷蔵庫で冷やす

完成

食べるときにパセリを散らすとよい

TokyuRuby会議16での提供のようす

チキントマト煮をシャトルシェフごと持ち込んだ
リッツと合わせて提供

Read more

PicoRuby向けのM5Unified/GFX mrbgemを作る話

PicoRuby向けのM5Unified/GFX mrbgemを作る話

この記事は、mrubyファミリ (組み込み向け軽量Ruby) Advent Calendar 2025に参加しています。 本日の記事では、先日のTokyuRuby会議16 でLTした内容をブログ記事としても残しておきたいと思います。 ESP32とPicoRuby PicoRubyはもともと、@hasumikin さんがRaspberry Pi Picoをターゲットとしてスタートしたプロジェクトです。 その後、ESP32への対応も@Yuuuさんの尽力もありなされています。(picoruby-esp32) PicoRubyをESP32のcomponentsとしてビルドしてリンクするような形でポーティングされています。 現在は主なESP32シリーズで、PicoRubyを動かすことができるようになっています。 M5Stackシリーズを使いたい ESP32を使いたい理由の一つとして、市場にいろいろなバリエーションのESP32をコアとしてパッケージングされた製品があるという点があると思います。 M5Unified/GFXを使いたい M5シリーズにはディスプレイやボタンや

By kishima
PicoRubyベースのミニコンピュータ(PicoCalc編)

PicoRubyベースのミニコンピュータ(PicoCalc編)

以前の記事で、PicoCalcが届いたら、PicoRubyを動かしてみたい、というお話をしていました。 PicoRubyベースのミニコンピュータ先日、SNSを見ていたらPicoCalcというデバイスを見つけた PicoCalc | ClockworkPiClockworkPi - Creators of PicoCalc uConsole DevTerm and GameShell, Open Source Portable Hardware for Every Dev.ClockworkPi これはclockworkから出ているRaspberryPi Picoをコアとして、キーボードとモニタを搭載したスタンドアロンなポケットコンピュータキットです。 clockworkはRaspberryPiベースのロマンあふれるデバイスをこれまで提供している会社で、私も昔クラウドファンディングに参加したこともありました。 私自身も、以前、ラズパイをタカチケースに入れて気合でポケコンもどきを作ったりしたこともあったので、この洗練された筐体には当然心が躍りました。 デフォルトで動くのはBasicで、こ

By kishima

昔、Arduino Uno(RAM 2KB)でmrubyのバイトコードを走らせた話

背景 最近、生活が落ち着いてきたので、また電子工作やmrubyを触るようになりました。 ここ数年はPicoRubyが一部で盛り上がっており、私も勉強会に参加しつつエンジョイしているところであります。 PicoRubyのすごいところは、Raspberry Pi Picoのような264kBというメモリが少なめの環境でも、マイコン上でmrubyのコードをコンパイルして、実行できるところです。これまでいちいちPCでバイトコードにコンパイルしてマイコンに焼いたりしないといけないところが不要になります。加えてPicoRubyではターミナルで動くShellや、USBストレージまで実装されていて、それもまた使いやすさに大きく貢献してます。 ※ちなみに素のmrubyでもESP32のPSRAM(2MBや4MB)付きのものであればマイコン上でコンパイルできます。(Family mrubyの取り組み) 作者の羽角さんと以前、Arduinoでmrubyをなんか動かしたことがある、という話をしたときに、ふつう動かないよね?となったのですが、その時自分でも自分が何をしたのか完全に忘れていたので、それを振り

By kishima
電子工作遍歴をたどる(1)

電子工作遍歴をたどる(1)

経緯 最近、Rubyの界隈で自作キーボードからの派生も含めて電子工作を始める人が増えているようで、もう少し前からやってた自分としては、そんな状況がとても嬉しく小躍りしてます。 私は色々動画とか見つつ、それに憧れて、真似をしたり創作をしたりを繰り返して、だんだん作りたいものを作るのに何をすればよいか判断できるようになってきました。 一応組み込みに近い開発やら研究やらPMの仕事をしてきましたが、直接的にマイコンを触ることはほとんどなかったので、背景知識はありつつも、それ以外は初心者からスタートした人間です。 最初のハードルの高さを超えると一気に楽しくなった実感があるので、そのハードルを下げるお手伝いを色々したいなと思っています。 話は変わりますが、先日、PicoRuby Overflow会議というのがあり、少しポスターセッション的な枠で参加したりして、とてもいい時間を過ごしてきました。そこで色々新しいことの挑戦される方の話を聞いて、応援したい気持ちが更に高まりました。 支援の一つとして、昔書いた「ゼロから始めるmrubyデバイス作り」のLight版を無償公開しました。 htt

By kishima